「感染」「予言」

「ねね、お兄ちゃん」
「ん?」
「映画見に行かない?」
「いいよ、なんて映画?」
「『感染』と『予言』って奴、なんかすごい怖いんだって」
「そんな怖い映画みれるの?」
「うー、だから一緒に行こうよ」
「あぁなるほど、いいよ。行こう」
「やったぁ、怖かったら目瞑るから!」
「どんな映画か調べてみるかー。ふーん、渋谷でやってるね、渋谷行こうか」
「うん」
「これ二本同時上映なんだね、1500円で二本かお得だ、3時間半も怖い思いが出来るよ」
「意地悪…」
「ほら感想書いてある、なになに『怖くて死んじゃうかと思いました』だって!」
「泣いちゃうかも」
「嘘、嘘だよ、泣いちゃダメだよ!泣いたら鬼が来るよ!」
「お兄ちゃんが鬼だよ!」
「冗談はおいといてうーん朝早くはきついしなー、外でお昼ご飯食べて映画見て、ちょっと買い物して夜ご飯食べて帰ろうか。なんか食べたいものある?」
「急に言われても思いつかないよー、何があるの?」
「なんでもあるけどなぁ、うーん焼き肉とか普通すぎる?」
「あ、焼き肉食べたいかも」
「よしじゃあ焼き肉食べに行こう、けってー」
「今から楽しみになってきた!」
「きっとすごい怖いよ、映画」
「お兄ちゃん性格悪いよ…」



というワケで明日見に行ってきます
つーか弟にこんな事言ってるけど漏れもホラー苦手なんだよね(;´Д`)
心理的な怖さはそこまででもないんだけど音響効果にありえない程弱い
急に「くわっ」って感じの音が鳴るとそれだけで体が「びくっ」ってなる
具体的に言うと『呪怨』で、いきなりベッドの上にアイツが張り付いてるシーンになっても全然平気だけど、そのシーンになると同時に「ジャジャーン!」みたいな効果音が鳴ると「びくっ」となる
弟の前に醜態は晒せないので気合い入れて見てくんぜ!