Dialog in the Dark


去年10月の話になるけど、Dialog in the Darkというイベントに行ってきた

Dialog in the Darkってなんですか

このイベント(まっくら展覧会とかワークショップとかとも呼ぶ)の趣旨とか目的とかを説明するのはとても難しいので、公式の文章を引用しようと思う

まっくらな中での対話。
鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、足元の葉を踏む音と感触、森の匂い、土の匂い、森の体温、街の息吹。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、日常生活のさまざまな環境を織り込んだまっくらな空間を、聴覚、触覚、嗅覚、味覚など、視覚以外の感覚を使って体験する、ワークショップ形式の「暗闇のエンターテイメント」です。
<アテンド>の声に導かれながら暗闇の中を進み、視覚以外に集中していると、次第にそれらの感覚が豊かになり、それまで気がつかなかった世界と出会いはじめます。
森を感じ、小川のせせらぎに耳を傾け、バーでドリンクを飲みながら、お互いの感想を交換することで、これまでとはすこしちがう、新しい関係が生まれるきっかけになります。

ということで、視覚を潰した状態で色々な体験をしてみよう!というイベントです
DID自体は何回か行われているんだけど毎回内容が違って、今回自分が行ってきたのは「放課後の探検」と銘打たれている回で、赤坂の廃校で行われた

会場(赤坂小学校)


入り口はこんな感じ、小学校の敷地外から見る限りでは看板とかが大きく出てないので見逃してしまい、5分くらい迷子になってしまった

中に入れば少しは看板がある、というか外から見えるようにしといてください><

料金

\3,500
高いよね

システム

基本的にグループワークなので、6人(7人だっけ?)+アテンド(視覚障害者の人)で暗闇の中を「探検」する
見知らぬ他人と暗闇の中を行動するわけなので、入場前に身分証の確認をしたり貴重品をロッカーに預けたりする
あとお姉さんに「眼鏡預かりますねー。どうせ中に入っちゃえば何も見えないですしー。」とか言われたので眼鏡も預ける
そして入場

感想

料金分の価値はあったと言わざるを得ない><
鼻の頭に手のひらがつく位近づけても、手のひらがまったく見えないのはすごい!
その位の暗闇の中で音楽室とか美術室とかを探検して、螺旋階段を上ったりして移動して、用務員室(?)でジュースを飲んで休憩して、すごく楽しかった><
完全な暗闇の中では自分のいる空間が無限に広がってるように感じるのとか、人とぶつかると安心するのとか、人体模型はやっぱり怖いとか、鍵盤が見えなくてもオルガンは弾けるのとか、発見が多かったよ!

帰り道

廃校とか好きなので少し写真を撮ってきた
人通りが少ない道なので少し怖かった

百葉箱とか久しぶりに見た